仙台市エリアの不動産関連ニュースへのコメント

仙台市・黒川郡富谷町・大和町エリアを中心とした不動産関連のニュースへのコメントを不定期に発信しています。

新築マンションの購入は「ババ抜き」 “安心の築10年”でリスク回避というニュースに対するコメント

ニュースの要約

ソース元

新築マンションの購入は「ババ抜き」 住宅ジャーナリストが指摘 - ライブドアニュース


このニュースの内容をまとめると、

新築マンションでも欠陥にあたる確率は1~2%

新築マンションの購入で欠陥マンションを買ってしまう可能性は1%か2%はあり得る。

●欠陥マンションの事例が報道されるケースはまれで、たいていは、管理組合と売主との話し合いで内々に処理されるとのこと。

欠陥マンションを避けるには、築10年ちょっとの中古マンションの購入がベスト

●欠陥マンションの購入を避けるには、築10年ちょっとの中古マンションを探すのが良いとのこと。
理由は、建物が傾き、雨漏り、水漏れ、タイルの剥落などの適当な建設工事をしたことによる施工不良は、
だいたい築10年以内に発覚するから。

●仲介業者を通して「総会議事録」を読めば、施工不良が問題となっている場合の過程もほとんど記載されている。

●鉄筋コンクリート造のマンションは、その寿命が50年以上ある。
内装や設備はリフォームが可能で、すべて取り換えれば新築同様になる。
費用も、汎用品を使えば数百万円で済む。

となっています。

 


まとめはここまで。


コメントはここから。

熟練した不動産の営業マンでも不具合や瑕疵を見ぬくのは難しい

新築物件の細かい不具合や、目に見えない瑕疵を見抜くのは、熟練した不動産業に従事する営業マンでも
なかなかできないのが現状です。
不動産の営業マンも案内するのに頭がいっぱいであり、
売主(新築住宅メーカー)との関係を考えると、不具合のチェックを常にしているわけではありません。

新築住宅においては、雨漏りなどおおきな瑕疵の担保に対する保険期間が10年ではありますが、
細かい瑕疵まで100%保証してくれる訳ではありません。

ただし、上記のように、「総会議事録」を取り寄せるということも現実的にはあまりないような気がします。
築10年の中古マンションを買いなさいというのが、今回のニュースの趣旨のようですが、
判断は結構難しいなと個人的には感じています。

不動産の購入は慎重に。情報をまめにチェックし、見学の機会を増やそう!

住宅の購入というのは、おそらくほとんどの人に取って人生で一番大きい買い物だと思いますので、
購入時は慎重にというのが個人的な意見です。

物件が不足しているタイミングよりは、じっくり選べるタイミングで住宅の購入を決めるというのがベストですが、
価格の変動があったり、人気エリアではすぐに該当物件に買付が入ってしまったりと、とても難しいですよね。

ある程度の期間は、情報を常にチェックしつつ、見学も頻繁に行って、知識と見識を高めるというのが
大切ではないかと思います。

 

 

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