不動産市場でバブル崩壊の予兆か?というニュースについてコメント
賃貸住宅の空室率が高く、個人所得が減っているため、
不動産市場が暴落突入の予兆に入っているのではないかというニュースが報じられています。
ニュースの要約
ソース元
不動産市場にバブル崩壊の予兆? 賃貸住宅の空室率は異様なほど高水準 - ライブドアニュース
このニュースの内容をまとめると、
●2013年に始まったアベノミクスの目標の一つである「個人所得の上昇」については失敗したと言える。
●黒田総裁は掲げた「2%の物価上昇」という目標が起こっている気配はまったく感じられない。
●2015年の段階で、不動産担保の融資残高は平成バブルの規模を超えているので、現在も「不動産バブル」と言える。
●バブルは必ず崩壊する。
となっています。
まとめはここまで。
コメントはここから。
仙台市エリアでの不動産バブル崩壊は起こるのか?
バブル崩壊については、仙台市圏や、黒川郡富谷町・大和町エリアの不動産会社の営業マンの間でもよく話題に上がります。
消費税増税の延期が事実上決まるまでは、2016年9月、または、2017年10月に実際にバブルが崩壊するとまで言われていました。
それが、延期となったのが一つの大きな原因で、仙台圏の不動産市場の動向は不透明となりました。
2015年の地下鉄東西線の開通などの影響で仙台市都市部の人口が現在のところ増加しているのは事実です。
2016年10月に黒川郡富谷町が富谷市へ市制移行するための申請書が、2016年3月に宮城県知事宛に申請されました。
ソース元:富谷町公式サイト
つまり、黒川郡富谷町(新 宮城県富谷市)でも人口増加が見込める可能性が高いということです。
人口が増えれば、不動産の需要も高まるため、不動産価格も上昇する傾向にあります。
バブルと言われる現在の状態が維持される、または、上昇傾向が続く環境もあるわけです。
実際のところは、バブルが崩壊する時期をぴったり予測することは誰にとっても不可能だと言えることでしょう。
ただ、現在、黒川郡大和町吉岡エリアや、大崎市古川エリアでは、ニュースのとおり空室率が高くなっているのが目立ちます。
仙台圏エリア・富谷町エリア・大和町エリアでの不動産動向の見通し
日本全国で少子高齢化・人口減という図式があるため、中長期の見通しは難しいものの、短期的には、仙台圏中心部、黒川郡富谷町(新 富谷市)などでは、まだ不動産の売買需要はありそうだというのが控えめな見方でしょうか。
このエリアでは、一部を除き、現在は土地が不足し、物件を探している人が多いように見うけられます。(2016/7/4現在)